「プログラミング」って聞くと、ちょっと難しそう…と感じますよね?
小学1年生のお子さんをお持ちの親御さんなら、
「うちの子にできるかしら…?」
「何から始めたらいいの…?」
と不安でいっぱいなのではないでしょうか?
その気持ち、よく分かります。
でも、ご安心ください!
プログラミングは、正しい方法で学べば、小学1年生でも楽しくスタートできます。
私自身、IT業界で働いてきた経験から、プログラミングの楽しさを子供たちに伝えることが、今の私のやりがいになっています。
実際に、私の教室に通う小学1年生の子たちも、最初はパソコンのキーボードを打つのもゆっくりだった子が、今ではプログラミングを楽しんでいますよ。
本記事では、小学1年生のプログラミング学習について、親御さんが知っておくべき情報や、おすすめの教材、家庭学習のサポート方法などを分かりやすく解説します。
読み終わる頃には、あなたもきっと、お子さんと一緒にプログラミングの世界に飛び込みたくなるはずです。
プログラミングを小学1年生から学ぶ意味とは?
「プログラミング教育」という言葉は、ニュースや教育現場でよく耳にするようになりましたよね。
でも、具体的にどんな効果があるの?
なぜ、小学1年生から始める必要があるの?
そんな疑問を抱えている親御さんも多いはず。
一緒にその理由を紐解いていきましょう。
- プログラミング的思考力ってどんな力?
- なぜ小学1年生からプログラミングを学ぶべきなの?
- プログラミング教育で期待できる効果
プログラミング的思考力ってどんな力?
プログラミング的思考力。
難しそうな言葉ですが、実は私たちが日常で無意識に行っていることとよく似ているんです。
例えば、カレーを作る場面を想像してみてください。
玉ねぎを切る、肉を炒める、ルーを入れる…といったように、手順を細かく分けて考えていますよね。
これってまさに、プログラミング的思考力なんです!
大きな問題を小さなステップに分解し、順番に解決していく力。
まるで、パズルを解くように、一つずつピースを組み合わせていくようなものです。
なぜ小学1年生からプログラミングを学ぶべきなの?
では、なぜ小学1年生からプログラミング的思考力を身につける必要があるのでしょうか?
それは、この力がプログラミングだけでなく、算数の文章題、国語の作文、ひいてはおもちゃの片付けなど、勉強や日常生活のあらゆる場面で役に立つからです。
とあるお母様からこんな話を聞きました。
「うちの子、以前は宿題をするにも、何から手を付けていいのか分からず、いつも私が指示を出していました。
でも、プログラミング教室に通い始めてから、自分で計画を立て、順番に宿題をこなせるようになったんです!」
プログラミング的思考力は、お子さんの自主性を育み、自ら学ぶ力を育てることにも繋がるんですね。
プログラミング教育で期待できる効果
プログラミング教育のメリットは、論理的思考力や問題解決能力の向上だけではありません。
創造力、集中力、忍耐力など、様々な能力を育むことができます。
そして、もう一つ、自分の考えを表現する力。
プログラミングは、自分のアイデアを形にするための強力なツールなんです。
とある教室では、定期的に発表会を行っているそうです。
最初は恥ずかしがっていた子も、回を重ねるごとに、自分の作った作品について、キラキラした目で自信を持って説明できるようになるみたいです。
その成長を見るたびに、プログラミング教育の素晴らしさを実感しているとお話を聞きました。
これらの力は、変化の激しい未来社会を生き抜く上で、お子さんの大きな武器となるでしょう。
プログラミング学習を始める前に知っておきたいこと
さあ、お子さんと一緒にプログラミングの世界へ飛び込む準備をしましょう!
その前に、プログラミング学習の種類や、小学1年生に最適な学習方法、必要なものなどを一緒に確認しておきましょう。
- プログラミング学習にはどんな種類があるの?
- 小学1年生にはどんな学習方法が最適?
- 学習を始める前に何を準備すればいいの?
プログラミング学習にはどんな種類があるの?
プログラミング学習には、大きく分けてビジュアルプログラミングとテキストプログラミングの2種類があります。
ビジュアルプログラミングは、マウス操作でブロックを組み合わせてプログラムを作る方法。まるで積み木遊びのように、直感的に操作できるので、初心者や低学年のお子さんでも楽しく取り組めます。
一方、テキストプログラミングは、実際にコードを書いてプログラムを作る方法。
より高度なプログラミングを学ぶことができます。
小学1年生にはどんな学習方法が最適?
小学1年生には、視覚的に理解しやすいビジュアルプログラミングが最適です。
ゲーム感覚で楽しく学習を進めることができるので、飽きっぽいお子さんでも続けやすいでしょう。
とある教室に通っている小学1年生の男の子が、「先生、見て見て! 僕が作ったゲーム!」と、自分で作ったゲームを嬉しそうに見せてくれたとのことです。
最初はパソコンの操作にも慣れていませんでしたが、ビジュアルプログラミングを通して、今ではタイピングもスムーズになり、マウス操作もすっかりマスターしたそうです。
遊びながら自然とパソコン操作も身につくのは嬉しいですよね。
学習を始める前に何を準備すればいいの?
「プログラミング学習を始めるには、特別な機材が必要なのかな…?」と心配されている方もいるかもしれません。
でも、ご安心ください!
ビジュアルプログラミングを始めるにあたって、必要なものは、インターネットに接続できるパソコン、タブレットだけ。
無料のアプリやソフトもたくさんあるので、初期費用をかけずに気軽に始めることができますよ。
まずは、手軽に始められる環境を用意してあげることが大切です。
当教室は、パソコン専門店が運営するパソコン・プログラミング教室のため、どんなパソコンやタブレットを購入したら良いかについてもお答え可能です。
参考にPC堂で取り扱いのあるパソコンを記載しますね。
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パソコン購入で迷っている親御さんは、家族に相談するように気軽に相談ください。
小学1年生におすすめのプログラミング教材と選び方
いよいよ教材選び!
ここでは、小学1年生におすすめのプログラミング教材と、教材を選ぶ際のポイントご紹介します。
- 無料アプリで気軽にプログラミング学習を始めよう
- 有料教材でより深くプログラミングを学ぼう
- プログラミング教材を選ぶ上での注意点
無料アプリで気軽にプログラミング学習を始めよう
「まずは無料アプリから始めてみたい!」という方に、いくつかおすすめのアプリをご紹介します。
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ScratchJr(スクラッチジュニア): MITメディアラボが開発したビジュアルプログラミング言語学習アプリです。かわいらしいキャラクターを動かしたり、物語を作ったりしながら、楽しくプログラミングを学ぶことができます。操作も簡単なので、初めてのお子さんでもすぐに使いこなせるでしょう。私の教室でも、入門編としてScratchJr.を使うことが多いです。子供たちはキャラクターを動かすことに夢中になり、あっという間にプログラミングの基礎を理解していきます。
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Viscuit(ビスケット): 自分で描いた絵を動かせるアプリです。自分で描いた絵が動いたら、お子さんはきっと目を輝かせるでしょう。創造力を刺激しながらプログラミングを学ぶことができるので、絵を描くのが好きなお子さんにおすすめです。
それぞれのアプリのメリット・デメリット、学習内容などを比較しながら、お子さんにぴったりのアプリを見つけてあげてください。
もっとたくさんの、プログラミングを学べる無料アプリやサイトが知りたい親御さんへ、「【最新版】小学生向けプログラミング無料学習サイト・アプリ10選」で詳しく紹介しておりますため、ご覧ください。
有料教材でより深くプログラミングを学ぼう
無料アプリである程度プログラミングに慣れてきたら、有料教材でさらに深く学ぶのもおすすめです。
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CodeMonkey(コードモンキー):サルのモンタをバナナまで導くゲームを通して、テキストプログラミングの基礎を学ぶことができる教材です。ゲーム感覚で楽しく学習を進められるので、飽きずに続けられます。私の教室でも、CodeMonkeyを取り入れていますが、子供たちはゲームに夢中になりながら、自然とプログラミングの考え方を身につけていきます。
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QUREO(キュレオ):プログラミングの基礎から応用まで、幅広く学ぶことができるオンライン学習教材です。お子さんのペースに合わせて学習を進めることができるので、無理なくステップアップしていくことができます。本格的にプログラミングを学びたいお子さんにおすすめです。
学年、好み別には、「【学年・好み別】小学生向けおすすめプログラミング教材7選!目的別の教材の選び方」で紹介しておりますため、ご覧ください。
プログラミング教材を選ぶ上での注意点
教材を選ぶ際には、お子さんの興味関心、教材の難易度、そして継続性を考慮することが大切です。
無理なく楽しく続けられる教材を選ぶことが、プログラミング学習を成功させるための鍵となります。
お子さんが興味を持てるかどうか、まずは体験版などを試してみるのも良いでしょう。
岡崎市にあるプログラミング教室のPC堂パソコン教室でも無料体験を実施しております。
ぜひお子さんと体験してみてください。
プログラミング無料体験会(1回50分/随時開催※保護者同伴)
家庭学習を成功させる!親のサポートのポイント
お子さんがプログラミング学習をスムーズに進められるよう、親御さんもしっかりサポートしてあげましょう。
- 子供のプログラミング学習意欲を高めるには?
- 親子で一緒にプログラミングを楽しもう
- 子供がプログラミングで躓いた時のサポート方法
子供のプログラミング学習意欲を高めるには?
お子さんが「プログラミングって楽しい!」と感じることが、学習意欲を高める一番の近道です。
出来たことをたくさん褒めてあげたり、一緒に作品を作ったり、目標を設定して達成感を味わわせてあげたり…など、お子さんのやる気を引き出す工夫をしてみてください。
例えば、とある教室では、子供たちが作った作品をみんなの前で発表する機会を設けています。
最初は恥ずかしがっていた子も、自分の作品をみんなに褒めてもらうことで、自信をつけて、さらに難しいプログラミングに挑戦するようになるようです。
親子で一緒にプログラミングを楽しもう
親子で一緒にプログラミングを楽しんでみるのもおすすめです。
一緒にゲームを作ったり、アニメーションを作ったり…、共通の趣味としてプログラミングを楽しむことで、お子さんの学習意欲はさらに高まるでしょう。
親子で一緒に楽しめるのも、プログラミングの魅力の一つですね。
岡崎市にあるプログラミング教室のPC堂パソコン教室でも無料体験を実施しております。
ぜひお子さんと体験してみてください。
プログラミング無料体験会(1回50分/随時開催※保護者同伴)
子供がプログラミングで躓いた時のサポート方法
お子さんがプログラミングで躓いてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
そんな時は、一緒にエラーメッセージを読んで解決策を考えてみたり、簡単なヒントを与えてみたり…、焦らずゆっくりとサポートしてあげましょう。
すぐに答えを教えるのではなく、お子さん自身で解決策を見つけられるように導いてあげることが大切です。
プログラミング学習に関するよくある質問
最後に、プログラミング学習に関するよくある質問にお答えします。
- プログラミングって難しいの?
- プログラミング学習にはどのくらい費用がかかるの?
- プログラミング学習はどのくらいの時間やればいいの?
Q:プログラミングって難しいの?
A:「プログラミング=難しい」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
ビジュアルプログラミングなど、子供にも分かりやすい教材がたくさんあります。
まずは簡単なものから始めて、徐々にステップアップしていくことで、誰でもプログラミングを学ぶことができます。
また、大人気ゲーム『マインクラフト』を使用したプログラミングに挑戦するのも手です。
詳しくは、「小学生向けマイクラプログラミング学習本おすすめ8選!楽しく学んで創造力UP」をご覧ください。
そもそもパソコンに抵抗があるお子さんは、おもちゃからプログラミングを始めるのも良いです。
詳しくは、「小学生向けプログラミングおもちゃおすすめ11選!遊びながら学べる人気商品を紹介」をごらんください。
Q:プログラミング学習にはどのくらい費用がかかるの?
A:無料のアプリやソフトから、月額制、買い切り型の有料教材まで、様々な選択肢があります。
予算に合わせて、無理なく始められる教材を選んでみましょう。
無料教材でも十分に学習効果を得られるものもあるので、まずは無料教材から試してみるのもおすすめです。
関連記事:プログラミング教室の月謝は高い?費用対効果を検証し賢く学ぶ方法
Q:プログラミング学習はどのくらいの時間やればいいの?
A:1回15分程度からでも十分効果があります。
大切なのは、無理なく続けられるペースで学習すること。
毎日少しずつでも続けることで、プログラミング的思考力は確実に身についていきます。
週末にまとめて学習するよりも、毎日短時間でも学習する方が効果的です。