今回は絶対参照について解説していきます。
絶対参照という言葉をExcelで数式を用いて表を作る際に聞いたことがあるかと思います。
参照が何なのかという部分から解説していきます。
1.参照とは
まずは、参照について解説していきます。
Excelにはセルの入力方法で参照というのがあります。
A1の値をA2に表示したいときにA2に同じ値を入力するのではなく=A1とA2に入力するとA1の値をA2に表示出来ます。
これを
「参照」と言います。
何故ならA1を参照するからです。そして参照には種類があります。
[st-midasibox title=”参照の種類” webicon=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
- 相対参照
- 絶対参照
- 複合参照
- 絶対行参照
- 絶対列参照
[/st-midasibox]
参照についてだけでもこれだけあります。
2.絶対参照とは?
それでは参照に絶対と付くとどういう意味になるでしょうか。
絶対参照は字のごとく「絶対にこのセルを参照する」という意味です。
参照とはどう違うのか?
任意のセルにどこのセルを参照するのかを入力したときは問題ありません。
しかし、表を作るときに多く人がオートフィル機能を使うと思います。
このときに絶対参照が必要になってきます。
オートフィル機能は便利なコピーの手段ではありますが、参照するセルどうなっているか理解していないと相対参照になってしまい表が大変なことになってしまいます。
[st-midasibox title=”よくある相対参照になってしまう例” webicon=”st-svg-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]相対参照は絶対参照と対になる参照方法です。通常の参照を用いたセルをオートフィル機能で他のセルにコピーするとコピーされたセルの内容はそのセル範囲に合わせて参照元のセルも移動します。これを防ぐために絶対参照という方法があります。
[/st-midasibox]
3.絶対参照の使い方
セルに参照したいセルを指定するときに行と列の前に$を入力するだけです。
絶対参照で入力されたセルをオートフィル機能でコピーすると先ほどと同じコピーでも参照先が常に同じセルになります。
まとめ
今回は絶対参照について解説させて頂きました。
絶対参照はExcelを使うえで必須と言っても過言では程、重要な機能です。
使えるようになると作業効率がぐんと上がります。
是非、日々のExcel作業に活用してみて下さい!
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